目標設定の方程式【訪問看護】【人事考課】【人事評価】
2025.02.20

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いつもご覧いただきありがとうございます。
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
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目標設定の方程式
訪問看護ステーションや在宅医療・介護事業の皆さん、スタッフの成長や事業の成功を支える「人事評価」を効果的に行うためには、適切な目標設定が欠かせません。しかし、「目標をどう設定すれば良いか分からない」「現場の忙しさで曖昧なままにしてしまう」といった声をよく耳にします。
ここで重要になるのが「目標設定の方程式」です。この方程式を理解することで、評価基準が明確になり、スタッフのやる気や成長を促進できるようになります。今回は、この目標設定の考え方を、訪問看護や在宅医療の現場に合わせて解説していきます!
目標設定の前に、目的を設定する
目標を立てる前に、まず「目的」を明確にすることが大切です。目的が定まっていないと、目標が単なる作業リストになり、意義を感じられないものになってしまいます。
例えば、訪問看護ステーションの経営における目的を考えてみましょう。
- 「患者さんのQOL(生活の質)向上を支えること」
- 「スタッフが安心して働ける環境を作ること」
こうした目的が明確であれば、そこから逆算して「何を達成すべきか」という目標が見えてきます。
ありたい未来−現在=課題
目標を明確にするための基本公式がこれです。
「ありたい未来」−「現在の状態」=「課題」
訪問看護の現場で考えると、たとえば以下のようなケースがあるかもしれません:
- ありたい未来:患者ごとにケアプランがスムーズに共有され、ミスのないサービス提供ができている
- 現在:ケアプランの共有が一部スタッフにとどまり、情報が共有しきれていない
- 課題:ケアプラン共有の仕組みを改善する
この「課題」が明確になれば、それを達成するための目標を設定することができます。
ゴールから逆算する考え方
目標を設定する際は、ゴールを最初に考えることが大切です。「ゴールから逆算する」という考え方は、訪問看護や在宅医療の現場にも非常に有効です。
例えば、訪問看護のスタッフに対する人事評価で、「どんな成果を出してほしいか」「どんな人間になってほしいか」という視点から考えます。
1. 成果にフォーカスするゴール例
- 訪問件数の目標を達成する
- 患者や家族からの満足度を向上させる
成果を具体的な数字や行動で示すことで、スタッフも達成すべきポイントを理解しやすくなります。
2. 人材育成にフォーカスするゴール例
- 後輩指導を通じて、リーダーシップを発揮する人材に成長してほしい
- 業務効率を意識しながら、チーム全体を支える存在になってほしい
こうしたゴールを意識して目標を設定することで、単なる業務の延長ではない、成長に繋がる評価が可能になります。
目標設定を成功させるコツ
① 具体的で測定可能な目標にする
目標が抽象的だと、評価の際にスタッフが「何を評価されたのか分からない」と感じてしまいます。たとえば「訪問件数を増やす」ではなく、「3カ月で訪問件数を月○件にする」など、具体的かつ測定可能な内容にすることがポイントです。
② 現場の実情に合った目標にする
忙しい訪問看護の現場では、現実離れした目標を設定するとモチベーションを失いかねません。例えば「全ての記録を当日中に完了させる」のではなく、「80%の記録を当日中に完了させる」といった、段階的に達成可能な目標を設定するのが現実的です。
③ スタッフと一緒に目標を決める
目標設定は、スタッフを一方的に管理するためのものではありません。スタッフ自身が「この目標を達成したい」と感じるように、一緒に目標を考えるプロセスを重視しましょう。
まとめ:目標設定が評価制度のカギ!
人事評価制度を成功させるためには、目的を明確にし、目標を具体的に設定することがカギです。「ありたい未来」と「現在」のギャップを埋めるための課題を明確にし、ゴールから逆算した目標を立てましょう。
訪問看護ステーションの経営者として、スタッフの成長を支援しながら、組織全体の目指す方向性を示すことが重要です。今回紹介した「目標設定の方程式」を活用して、効果的な人事評価制度を構築してみてください!
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