人事評価の「3つの面談」の進め方【訪問看護】【1on1】【人事評価】
2025.02.20

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株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
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人事評価の「3つの面談」の進め方
訪問看護ステーションの運営において、スタッフのモチベーション向上や育成、組織全体の生産性向上は重要な課題です。そのためのカギとなるのが「人事評価」です。そして、人事評価を効果的に機能させるには、「3つの面談」を確実に行うことが大切です。今回は、それぞれの面談のポイントを解説します。
1. 目標設定面談
最初のステップは「目標設定面談」です。この面談では、評価者と被評価者(スタッフ本人)が一緒に、目標の内容や定義を確認します。具体的には以下の3つのポイントを話し合います。
- 目標の内容や定義の確認
評価者が期待する目標について共有し、スタッフの理解を深めます。 - 本人の考えを確認・承認
スタッフ自身がどのような行動目標を考えているかを聞き、承認することでモチベーションを引き出します。 - 具体的な行動イメージの確認
目標達成のために必要な具体的な取り組みや行動を、具体的に話し合い、イメージを共有します。
目標設定の段階で、お互いの期待を明確にすることが、今後の面談や評価の基盤となります。
明確かつよい目標の定義・判断ポイントはこの3つに〇がつくかです。
1)会社の方向性と合っている
2)難易度が適切である
3)具体的である(両者で認識が一致している)
2. 中間面談
目標設定後、期間中に進捗を確認するのが「中間面談」です。この面談では、以下の3つを中心に進めます。
- 目標進捗状況の確認
どんな目標について、どれだけ達成できているか、現状を評価者とスタッフで共有します。 - 残りの期間での取り組みを調整
進捗に応じて、必要なアクションや取り組みを再確認し、アドバイスを行います。 - 目標の変更が必要な場合の相談
外部環境の変化や、業務量の増減により、目標の変更が必要な場合は、相談のうえで適切に対応します。
中間面談を行うことで、スタッフは目標に向けた方向性を再確認でき、適切なアクションを取れるようになります。
3. 評価面談
最後に行うのが「評価面談」です。この面談は、1つの評価期間の集大成として非常に重要です。主に以下の3点を確認します。
- 評価結果の共有
設定した目標に対し、どれだけ達成できたかを評価し、フィードバックを行います。 - 成功の理由・課題の特定
目標が達成できた理由、または達成が難しかった課題について話し合い、次に活かせるようにします。
特に、行動目標など定性評価の場合は「なぜその点数だと思うか」、「満点である場合は何が足りなかったか」を両者で確認しましょう。 - 今後の改善策の共有
フィードバックをもとに、次の目標や取り組み方をスタッフと共に考えます。
このプロセスを通じて、スタッフの成長を支援し、訪問看護ステーション全体のパフォーマンス向上を図ります。
まとめ
訪問看護ステーションでは、スタッフ一人ひとりが責任を持って行動することが重要です。人事評価における「3つの面談」をしっかり行うことで、スタッフの成長を支え、チーム全体の成果を最大化することができます。
まずは、スタッフと信頼関係を築きながら、「目標設定面談」「中間面談」「評価面談」を丁寧に進めてみてはいかがでしょうか?
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