一般的な人事評価制度の特徴を知っておく!【訪問看護】【理念経営】【人事評価】
2025.02.20

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株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
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一般的な人事評価制度の特徴を知っておく!
訪問看護ステーションや在宅医療・介護事業を運営する中で、「人事評価制度、なんとなくやってるけど、うまく機能しているのか分からない…」と悩んでいる経営者の方も多いのではないでしょうか?
実は、多くの企業で使われている一般的な人事評価制度には共通する問題点があります。
この特徴を理解した上で、訪問看護に合った評価制度を考えることが重要です。
今回は、一般的な人事評価制度の特徴と、訪問看護に最適な評価のあり方について解説します。
① 目的は「査定・給料計算」なので、年に1〜2回の面談のみ
一般的な人事評価制度は、給与査定や賞与計算のために行われることがほとんどです。
そのため、評価のタイミングも年に1〜2回だけというケースが一般的です。
なぜこれが問題なのか?
- 年に1〜2回では、スタッフの成長をリアルタイムで把握できない
- 評価のフィードバックが少なく、スタッフのモチベーションにつながらない
- 訪問看護の現場では、日々の業務が重要なのに、評価が遅れてしまう
評価を「給料を決めるための作業」と捉えてしまうと、本来の目的である「人材育成」や「組織の成長」につながりません。
② 評価項目が抽象的で主観が入りやすい
一般的な評価制度では、
✅ 「協調性」
✅ 「責任感」
✅ 「主体性」
といった、抽象的な項目が並んでいることがよくあります。
なぜこれが問題なのか?
- 評価者によって基準がバラバラになる
- 客観的な判断が難しく、スタッフが納得しづらい
- 「頑張ってるのに評価が低い」と感じるスタッフが出る
例えば、「主体性を持って行動しているか?」という評価項目があったとして、
ある評価者は「自主的に提案しているか?」を重視し、
別の評価者は「決められたことをしっかりやっているか?」を見ている…
これでは、評価の公平性が保てません。
訪問看護の評価では、もっと具体的な基準が必要です。
③ 評価項目が多すぎて面倒くさい
「せっかく人事評価をやるなら、しっかりと細かくチェックしよう!」
そう思って、評価項目を10個以上設定しているケースもよくあります。
しかし、実際に評価をする側の負担を考えると…
評価者(管理者)の本音
- 「こんなに項目あると、ちゃんと評価できない…」
- 「とりあえず、真ん中くらいの評価にしておこう…」
結果として、評価が適当になり、本当に大事なポイントが見えなくなることがあります。
訪問看護ステーションの評価制度では、シンプルで実践的な評価項目を設定することが重要です。
④ 評価段階が5〜10段階あり、人によって評価結果がブレる
「5段階評価」や「10段階評価」を導入している企業も多いですが、
実はこの方式、評価者によって基準がズレやすいという問題があります。
例えば、
✅ A評価者:「普通なら3、ちょっと良ければ4、すごく良ければ5」
✅ B評価者:「普通なら4、ちょっと良ければ5、すごく良ければ6」
同じスタッフでも、評価者によって違う点数がついてしまうのです。
訪問看護の評価ではどうすべきか?
- 「できている or できていない」の偶数の評価段階で、シンプルな基準を作る
- 評価の段階を減らし、ズレを最小限にする
例えば、
✅ 「訪問計画に沿った記録が適切にできているか?」(Yes / No)
✅ 「後輩スタッフへの指導を積極的に行っているか?」(Yes / No)
このように、シンプルで明確な評価基準を設定することで、評価のブレを防ぐことができます。
⑤ 評価結果が何にどうつながるかが不明瞭
評価が終わった後、スタッフにとって一番気になるのは、
「この評価が、給料や昇格にどう影響するのか?」 という点です。
しかし、多くの企業では…
- 評価の結果がどう給料に反映されるのか分からない
- どれだけ頑張れば昇格できるのか不透明
- 経営者側も明確なルールを決めていない
これでは、スタッフのモチベーションも上がりません。
訪問看護ステーションの人事評価では、
✅ 評価と基本給の関係を明確にする
✅ 賞与やインセンティブのルールを統一する
✅ 昇格基準を分かりやすく説明する
このような仕組みを作ることで、スタッフの納得感を高めることができます。
まとめ:訪問看護に合った評価制度を作るために
一般的な人事評価制度の特徴を振り返ると…
✅ 査定目的のため、年1〜2回の評価しかない
✅ 評価項目が抽象的で主観が入りやすい
✅ 評価項目が多すぎて評価者が負担を感じる
✅ 評価段階が細かすぎて、評価者によってブレる
✅ 評価結果がどう処遇につながるか不明瞭
これらの課題を解決し、訪問看護に合った評価制度を作ることが大切です。
評価制度は、単なる査定ではなく「人材育成のツール」として活用するべきもの。
訪問看護の現場に適した評価制度を考え、スタッフの成長と組織の発展につなげていきましょう!
今日もふぁいとです🔥 出航~✨
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