評価者を社外の人にしない【訪問看護】【人事評価】【1on1】
2025.02.06

ごあいさつ
いつもご覧いただきありがとうございます!
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
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評価者を社外の人にしない
訪問看護や訪問介護の現場で、人事評価はスタッフの成長や組織運営に直結する重要な取り組みです。しかし、時に評価者を社外のコンサルタントや第三者に任せている事業者が見られます。この方法は一見、公平性を担保するように思えるかもしれませんが、実際には大きな問題を引き起こす可能性があります。
社外評価者が適切でない理由
- 普段の業務を見ていない
社外の評価者は、日常業務の現場を直接見ていません。そのため、スタッフがどのように働いているのか、どのような努力をしているのかを正確に把握することができません。評価とは、スタッフの行動や成果を基に行われるべきものです。しかし、現場を知らない評価者が下す判断は、表面的なデータや限られた情報に基づくものになりがちです。 - 適切なフィードバックができない
評価はスタッフの成長を促すために行うものでもあります。良い評価者は、スタッフの行動や成果を具体的に把握し、それに基づいて改善点や次の目標を伝えることが求められます。しかし、社外の評価者は現場を知らないため、具体的で有益なフィードバックを提供することが困難です。「なぜこの評価なのか」「次はどうすれば良いのか」という疑問に答えられなければ、スタッフのモチベーションを下げてしまうリスクがあります。 - 社員からの信頼を失う
社外の人間が評価を行うことは、スタッフにとって「会社は私たちのことをきちんと見ていない」という印象を与えかねません。評価は信頼関係の上に成り立つものです。その信頼が損なわれると、スタッフは評価に納得せず、不満を抱くようになります。訪問看護や訪問介護の現場では、スタッフが日々感じる会社からのサポートや信頼が業務の質に直結するため、評価者の選定には慎重であるべきです。
評価者は現場を知る人が最適
評価者は、普段からスタッフの行動や成果を観察している人が務めるべきです。訪問看護や訪問介護では、管理職やリーダーが現場を理解し、日常的にコミュニケーションを取っていることが多いため、彼らが評価者になるのが理想的です。現場の状況を把握している評価者であれば、具体的な行動や努力を基に評価を行い、納得感のあるフィードバックを提供できます。
公平性を担保するための工夫
「社外の評価者を使う理由」に公平性を挙げる方もいますが、公平性は社外の評価者を用いなくても担保できます。例えば以下のような仕組みを導入すると良いでしょう:
- 評価基準の明確化
評価基準を具体的に設定し、事前に全スタッフと共有することで、評価者の主観が入りにくくなります。 - 複数評価者制の導入
1人の評価者ではなく、現場の直属の上司による評価とその上司(規模が30名以下くらいの会社であれば社長)に評価をしてもらましょう。 - 評価フィードバックの透明化
評価結果を開示し、スタッフが納得感を持てるようにすることも重要です。
社外評価者に頼らず、信頼される評価を
人事評価は、スタッフの頑張りを正しく評価し、成長を促す仕組みです。訪問看護や訪問介護の現場では、評価者が現場を理解し、スタッフとの信頼関係を築いていることが不可欠です。社外の評価者を用いることで、公平性を担保したつもりでも、かえってスタッフの不満を増幅させ、組織全体の士気に悪影響を及ぼすリスクがあります。
社外の人ではなく、現場を理解している評価者が、適切な基準とフィードバックでスタッフを支える仕組みを整えること。それが、組織の成長と信頼関係の構築につながる道です。評価者の選定に慎重になり、スタッフが安心して働ける環境を作り上げていきましょう。
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