スタッフが主体的動く、また動きたいと思うチーム作りをする【訪問看護】【仕組化】【人事評価】
2025.02.20

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株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
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スタッフが主体的動く、また動きたいと思うチーム作りをする
訪問看護ステーションや在宅医療・介護事業を経営する中で、「スタッフが指示待ちになってしまう」「もっと主体的に動いてほしい」と感じることはありませんか?
訪問看護や在宅医療・介護の現場では、スタッフ一人ひとりが自律的に考え、行動できるチーム作りが求められます。しかし、実際には「言われたことしかやらない」「どう動けばいいのかわからない」という課題に直面している事業所も多いのではないでしょうか。
今回は、スタッフが主体的に動くための環境づくりについて解説します。
スタッフが主体的に動かない理由
まず、なぜスタッフが自ら動かないのかを考えてみましょう。主な理由として、以下の4つが挙げられます。
1. やり方を知らない
経験が浅いスタッフや、新しく入職したメンバーは、どう動けばよいのかがわからず、結果として受け身の姿勢になりがちです。特に訪問看護のような現場では、個別対応が求められるため、具体的な動き方を学ぶ機会がないと「何をすればいいのかわからない」となりがちです。
2. やるべきことを知らない
「やるべきこと」が曖昧だと、スタッフは動きようがありません。例えば、訪問スケジュールの調整、記録作成、利用者さんやご家族とのコミュニケーションなど、訪問看護師の業務は多岐にわたります。しかし、「どこまでが自分の役割なのか」が明確でなければ、主体的に動くことができません。
3. 信頼関係が築けていない
上司や経営者との信頼関係が希薄だと、スタッフは「どうせ意見を言っても聞いてもらえない」と感じ、積極的な行動を避けるようになります。また、職場の雰囲気が「失敗を許さない」「意見を言いづらい」ものであると、萎縮してしまい、指示待ちの状態が続いてしまいます。
4. やる理由が見出せていない
人は「意味のないこと」には動きません。仕事に対して「なぜやるのか」という理由が伝わっていなければ、スタッフは義務感で動くようになり、モチベーションも低下してしまいます。
スタッフが主体的に動くための環境づくり
では、どうすればスタッフが「自ら考え、動く」チームを作れるのでしょうか?ポイントは4つあります。
1. やり方を研修やOJTで教える
主体的に動けるスタッフを育てるためには、まず「やり方」をしっかり教えることが重要です。
- 定期的な研修を実施し、業務の流れや考え方を共有する
- OJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を通じて、現場での実践的な指導を行う
- 先輩スタッフが「モデル」となり、具体的な業務の進め方を見せる
「どうすればいいのか」を具体的に教えることで、スタッフは安心して動けるようになります。
2. やるべきことを明確にする
やるべきことが不明確なままでは、どんなに意欲があっても動くことはできません。
- 経営計画を共有する:組織として何を目指しているのかを明確に伝える
- 教育スケジュールを作成する:スタッフの成長段階ごとに何を学ぶべきかを示す
- 役割を明確にする:「誰が、何を、いつまでにやるのか」を明確にし、責任の所在をはっきりさせる
3. まずは上司・経営者が動き、背中を見せる
「スタッフが主体的に動いてくれない」と嘆く前に、まずは上司や経営者自身が行動することが大切です。
- 現場の課題に積極的に関わる
- 誠実にスタッフと向き合い、嘘をつかない
- スタッフの意見を真剣に聞き、必要なサポートをする
スタッフは上司や経営者の姿を見て、「この人のために頑張りたい」「このチームで働きたい」と感じます。リーダーが主体的に動くことで、その姿勢が自然とスタッフにも伝わるのです。
4. やる理由をつくる
スタッフが「なぜこの仕事をするのか」を実感できる機会をつくることで、主体的に動くモチベーションが生まれます。
- 感謝される機会を増やす:利用者さんやご家族からの「ありがとう」が直接届く環境を整える
- 称え合う文化を作る:スタッフ同士で「○○さんの対応が素晴らしかった」と称賛し合う文化を醸成する
- 評価制度を活用する:頑張りが正当に評価され、給与や昇進につながる仕組みを作る
人は、自分の努力が認められ、感謝されることで、さらに主体的に行動したくなります。
まとめ:主体的に動くチームは「環境づくり」で生まれる
訪問看護や在宅医療・介護の現場でスタッフが主体的に動くためには、単に「もっと積極的に動いてほしい」と伝えるだけでは不十分です。
- やり方を研修やOJTで教える
- やるべきことを明確にし、共有する
- 上司・経営者が率先して動き、背中を見せる
- やる理由(感謝・評価・称賛)をつくる
これらの環境を整えることで、スタッフは「動かされる」のではなく、「自ら動きたい」と思えるチームになっていきます。
あなたの事業所でも、ぜひこの考え方を取り入れてみてください。スタッフが主体的に動き、成長する組織を目指しましょう!お問い合わせとプレゼント
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