「管理職には”役職”だけでなく”役割”を与えている」【訪問看護】【訪問介護】【デイサービス】
2024.12.05
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ごあいさつ
いつもご覧いただきありがとうございます!
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
管理職には”役職”だけでなく”役割”を与えている
医療や介護の現場では、スタッフが管理職に昇格する際、役職だけが与えられて役割が明確でないというケースがよくあります。「では、4月から主任になってくださいね」と役職を告げるだけでは、その管理職が何をすべきか分からず、結果的に現場で混乱が生じることも少なくありません。管理職に求められるのは役職という肩書きだけではなく、明確な「役割」です。
役割がはっきりしていない場合、管理職の業務がその人自身の知識や価値観に依存してしまいがちです。それが組織全体の方向性と一致していなければ、会社として本来期待している成果が得られない可能性があります。例えば、「主任」という肩書きだけを与えられたスタッフが、業務効率化や後輩の指導といった本来の役割を認識せず、単に現場の延長線上で働いてしまうと、管理職としての機能が果たせないまま終わってしまいます。
管理職の役割とは、現場のリーダーとしてスタッフをまとめ、業務を円滑に進めるだけでなく、組織全体の目標達成に貢献することです。具体的には、以下のような役割を明確にして伝える必要があります:
- 数値管理:売上やコスト、スタッフの稼働率・訪問時間など、データをもとに現場のパフォーマンスを見える化し、改善策を提案する。
- スタッフ育成:後輩や新入社員のスキルアップを支援し、組織全体のスキル向上に貢献する。
- 問題解決:現場でのトラブルや課題に対し、迅速かつ適切に対応する。
これらの役割が明確であれば、管理職は自分の行動に目的意識を持ちやすくなり、成果を上げやすくなります。
また、役割を与える際には、役職の内容をしっかりと説明し、期待される行動や責任を具体的に伝えることが大切です。そして、管理職がその役割を果たせるように、必要なスキルや知識を学べる機会を提供することも欠かせません。管理職としての経験が浅いスタッフには、定期的にフォローアップを行い、必要に応じてサポートする仕組みを整えることが大切です。
「役職」だけを与えるのではなく、「役割」をしっかりと伝えることで、管理職が組織全体の成長に貢献しやすくなります。役割を明確にし、組織全体が同じ目標に向かって進む仕組みを作りましょう。それが、事業の安定と成長を支える大きな力となります。