面談は属人的でも、感覚でもなく、言語化されたルールに則って行っている
2024.12.05
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弊社は現在、スタッフ30名以下の医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
面談は属人的でも、感覚でもなく、言語化されたルールに則って行っている
多くの企業で行われている1on1の面談では、最初の一言が「最近どう?」で始まることがほとんどです。実際、面談のやり方を確立している企業は少なく、適当に場当たり的に進められているケースが多いのが現状です。しかし、こうしたやり方では、社員とのコミュニケーションが十分に取れず、面談が有効に機能しなくなってしまいます。面談は適当に進めるのではなく、しっかりと言語化されたルールに基づいて行うべきです。
ルールがない場合、面談での対応が上司によってばらつきが生じ、当たり外れが発生してしまいます。ある上司の面談ではしっかりと意見を聞いてくれるが、別の上司は一方的に話すだけというように、面談の質が均一ではないと、社員は組織全体に対する信頼を失いかねません。また、統一された基準がなければ、チーム作りや組織全体の方向性を統一することも難しくなります。結果として、スタッフが不満を抱き、その不満が退職に繋がるケースも少なくありません。
一方、言語化されたルールに基づいて面談を行うことで、上司の対応が一貫し、公平な評価やフィードバックが可能となります。これにより、組織全体として一つの方向に向かって成長しやすくなり、社員も安心して働くことができるようになります。例えば、面談の進め方や質問の内容、話す時間の割合など、具体的なルールを設定することで、誰が面談を行っても質の高いコミュニケーションが確保されます。
さらに、面談の際に最も重要なのは、社員本人にできるだけ話してもらうことです。多くの面談では、上司側が一方的に話をしてしまいがちですが、それでは社員の本音や意見を引き出すことができません。面談は、社員が自分の仕事や感じていることを共有する貴重な機会です。そのため、上司はしっかりと聞き役に徹し、質問は深堀したりすることを心がけながら、アドバイスは求められたときや話を聞ききったらとして、社員が自由に話せる環境を作ることが大事です。
属人的な対応や感覚に頼らず、言語化されたルールに基づいて面談を進めることが、組織の成長と社員の満足度向上に繋がります。面談が適切に行われれば、組織全体の連携が強化され、離職率の低下やチームの結束力アップといった大きな成果をもたらすでしょう。