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偉人の名言シリーズ:山本五十六

2024.12.05

ごあいさつ

いつもご覧いただきありがとうございます!
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、スタッフ30名以下の医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。

偉人の名言シリーズ:山本五十六

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ

山本五十六

こちらの名言は人材育成に興味関心のある経営者や管理職、ビジネスパーソンの方であれば、聞いたことがない人はいないくらいの名言だと思います。

この名言、クルージズ的にはこのようにとらえることが出来るのではないかと考えます。

やってみせ

「やってみせ」ることがまず最初に来ます。
言葉で何度も言ったり強く言ったりではなく、また、「これだけの給料を払っているんだから」とお金で解決しようとするのではなく、まずは上の立場(教える側・やっていただく側)から動くということです。

つまり、経営者や管理職が学び、実践し背中を見せることから教育は始まるということです。

言って聞かせて

もちろん、やってみせて、「背中を見て覚えろ」というわけにはいきません。しっかりと言葉でも言って伝える必要があります。

その際、何を伝えるか?という時に多くの場合「やり方」だけを教えてしまっていると考えます。やり方だけを教えてしまうと、その目的が分からず、その業務をやること自体が目的と捉えられてしまうかもしれません

伝えるべきポイントは下記の3点です。

①目的:何のためにやるか
②原理原則:なぜこのようにやるか、これが必要か
③方法:具体的にどのようにやればいいか

なお、応用編として、①と②だけ教えて、③の具体的な方法は伝えず、「コツ」や「ヒント」だけ教えて、「あとは自分で考えてみて」という手法もあります。これは「筋がいい」と思える人だとか、すでに基礎があるという人に向けたやり方なので、「応用編」です。

何にしても、日ごろから研修や面談、対話を通じて教えるということが大事です。

させてみせ

そして、研修はするものの、実際にはさせない、実践の機会を与えないなんていう組織も少なくありません。それでは当然ながら経験を積めないので、成長することにはつながりません。

させてみる、でいうとなんでもいいからさせてみるというのもありですが、さらに特に若手のスタッフが安心して取り組んでいただける方法として、具体的には下記があります。

①会社や上司が実践機会をお膳立てしてあげる
②自分で目標設定をしてもらって、それを実践してもらう

なお、「やったことがない」からさせないという上司というのも少なくないです。ですが、人材育成において、「やったことががない」はやらない理由理由にならないと考えます。

成長をしていただかないといけないので、新しい挑戦、新しい経験をしていただかないわけにはいかないのです。

褒めてやる

そして、出来たら、または、挑戦されたらそれを褒めてあげるということも必要だと考えます。

ここでポイントなのが、成果が出なかった、完璧にこなせなかったとしても褒めてあげるということです。成果がでないと、完璧にこなさないと絶対ダメという文化になってしまうと、不安で挑戦が生まれなくなってしまいます。まずは、努力・挑戦していること自体を褒めることが大事です。

そしてその褒めるということは人事評価にもつなげられると考えます。よかったことはしっかり褒めて、それを報酬や昇格などにも反映してあげるということです。

さらに、褒めるだけというのは良くないということを加えさせてください。時には叱るということも必要です。褒めてばかりでは調子に乗ってしまう、「自分は完璧だ」と思われてしまうこともありえます。(絶対そうだとは言いません)。

なお、有名な話ですが、叱ると怒るには違いがあります。
怒るは「自分の感情のために」、叱るは「(自分のその場の感情を抑えて)相手のために」という違いがあります。

時には愛と誠実さをもって叱ることで、反省、さらなる向上心にもつながります。

まとめ

この山本五十六さんの名言はこのように、1対1の上司と部下だけに限った話だけではなく、会社の組織のチーム作り、人財育成において基本となるものだと考えます。

ぜひ、人財育成に生かしてみてください。

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