「何を評価するかは何を大切にしたいか」というメッセージ
2024.12.05
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ごあいさつ
いつもご覧いただきありがとうございます!
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
「何を評価するかは何を大切にしたいか」というメッセージ
過去にある千葉県のチョコレート工場の人事評価制度のサポートに携わりました。
基本的に製造業における評価指標は「QCD」が用いられます。QCDとは、クオリティ(Q)、コスト(C)、デリバリー(D)のことで、「より質が良いものをコストを抑えて、より早く納品すること」が求められるということです。その他、生産性、労働分配率とかもありますが、基本的にはこれで表現可能です。
ただし、創業から何十年と経って、長くされていらっしゃり、ノウハウもマニュアルも出来ておりQCDがかなり高いレベルにある場合、求められることも変わります。
当時、その社長が考える課題は「売上高のほとんどが既存顧客で新規に提案しようとしない雰囲気があること」であり、「プロダクトアウトではなく、マーケットインとなる新商品の開発が必要である」ということでした。 となると、上記のQCDよりも「新規取引先の獲得」や「新商品の開発・販売」が評価されるということなるわけです。
全社の会議はもちろん、人事評価制度の導入時の説明会ではその必要性や想い、そして「なぜ・何が必要か」ということとそれをやれば評価されるということをお伝えいただき、全社のベクトルがそろいました。(もちろん、いきなり全員というわけにはいきませんでしたが…)
「何を評価するかは何を大切にしたいか」というメッセージです。
給料を決めるための人事評価制度ではなく、1人ひとりの成長と会社の成長、そして理念やビジョンに繋がる大事な取り組みです。
さて、皆様においての「大切にしたいこと」はなんですか?