「人事評価は評価のため(給料決定のため)だけではないと知っている」【訪問看護】【人事評価】【面談】
2024.12.05
ごあいさつ
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株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
人事評価は評価のため(給料決定のため)だけではないと知っている
人事評価制度というと、「スタッフの給料や昇給を決めるための仕組み」と考える方も多いかもしれません。確かに、給料決定のために導入する場合、スタッフ数が20~30人規模になった時点で整備するのが一般的なセオリーです。しかし、人事評価制度の本来の目的は、それだけではありません。
人事評価の本質的な役割は3つあります。
- 頑張った人が報われる仕組みを作ること
- 理念の浸透と企業文化づくり
- スタッフの成長と目標達成を促すこと
これらの目的に基づくのであれば、スタッフ数がまだ数名の小規模な段階からでも、簡単な形で人事評価を始めることができます。というより、あるべきです。そして、これこそが組織が成長していく上で欠かせない基盤になります。
たとえば、「頑張った人が報われる仕組み」として、スタッフの行動をしっかり見て感謝を伝えるだけでも、人事評価の初期段階として十分です。また、「理念の浸透と文化づくり」を目的にするなら、評価項目の中に企業理念や行動指針に沿った行動を明確に盛り込むことで、小さな組織でも組織文化を醸成するきっかけになります。
さらに、「成長と目標達成を促す」仕組みを作るには、スタッフと定期的に目標を設定し、その達成度を振り返る機会を設けることが大切です。これにより、スタッフが成長実感を得るとともに、組織全体の方向性を一致させることができます。
人事評価制度は、給料を決定するためだけの仕組みに終わらせるべきではありません。特に小規模な組織であれば、柔軟で簡単な形から始めるスモールスタートが成功の土台となります。