「パワハラを恐れず、指導も正々堂々と行う」【訪問看護】【人事評価】【面談】
2024.12.05
ごあいさつ
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株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です!
弊社は現在、医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
パワハラを恐れず、指導も正々堂々と行う
スタッフの育成や指導は経営者や管理職にとって重要な役割です。しかし、「パワハラ」と捉えられるのではないかという不安から、適切な指導が行われないケースが増えています。指導はパワハラとは異なり、愛情と切実さを持って適切に行うものであれば、スタッフにとって大切な成長の機会となります。
近年の若手スタッフは「叱られること」に慣れていないといわれますが、適切な方法と頻度で行われる指導は、嬉しいと感じてくれることも多いものです。特に、失敗したことや挑戦したことに対して叱るのではなく、「なぜそれが起きたのか」「次にどう改善できるのか」を共に考えるスタンスが重要です。挑戦そのものを否定しないことで、スタッフは安心して新しいことに挑める環境を得られます。
一方で、その場の感情に任せて指導を行うことは避けるべきです。感情的な言葉や管理者個人の価値観に基づいた指導は、スタッフの混乱や不満を引き起こし、信頼関係を損なう原因になります。指導を行う際には、会社の理念や行動指針に基づいた明確な基準をもとに話すことが大切です。例えば、「この行動は、私たちの理念である『利用者様に安心を提供する』にどう影響するかを考えよう」といった形で指導を進めると、納得感を持って受け入れてもらえます。
また、感情的になってしまった場合は、そのことを率直に認め、謝ることも大切です。ただし、「叱ったこと」を謝罪するのではなく、「感情的になってしまったこと」を謝ることで、指導の正当性を保ちつつ信頼を取り戻すことができます。「昨日の指導で感情的な言葉を使ってしまったことをお詫びします。ただ、指摘した内容自体は大切なことなので、引き続き改善を一緒に考えたい」といった対応が効果的です。
指導を恐れるのではなく、正々堂々と理念や指針に基づいた方法で行うことで、スタッフに安心感を与えると同時に、成長を促すことができます。適切な指導は、スタッフが自分を見直すきっかけになり、チーム全体の力を高める重要なプロセスです。指導に愛情と切実さを込め、スタッフが挑戦し続けられる環境を築いていきましょう。